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自然に生えていた時のように活ける
自然に生えているとき、花は色としてデフォルメされながらも、その空間が美しい。一輪挿しに活けるとき、花は花としてフォーカスされながらも、その存在が美しい。どちらか一方ではなく、どちらもそれぞれに花の魅力を感じることができる。この花器は、デフォルメされながらもフォーカスできる距離感で自然に生えていたときを切り取って活ける一輪挿しである。
完成:2012年
用途:一輪挿し
構造:木製、造花、試験管
写真:border design architects