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「間」を選択する椅子
左右のアームの高さが異なる椅子。
普通に座れば必ずどちらかに身体が傾く。
体調の良し悪し、行動の種別、その場の雰囲気や隣に座る人。
それらによってど ちらに傾けば心地よいか、僕らは自然と感じ取ることができる。
高さの異なるアームにより、傾くことが正当化され、思考的ではなく、
より本能的に傾きの方向や角度が選択されるだろう。
Ma-chairは休息、団欒、交流、作業の中にひそむ、
傾きによって生まれる隣との「間」の選択をデザインした。
コンペティション:木材を使った家具のデザインコンペ2025 銅賞